- 最も多い原因は距離と時間帯。既存の生活動線に乗せると迷う余地がなくなる。
- 始める前に「曜日と時間」「行かない日の条件」「雨の日の移動手段」を決めておく。
- 最初の3か月は習慣を作る期間で、結果を評価する期間ではない。
続かないのは意志の問題ではない
「今度こそ続ける」と決めて始めて、3か月で辞める。これを何度か繰り返すと、自分は意志が弱いという結論に行き着きます。しかし話を分解していくと、意志ではなく設計の問題であることがほとんどです。
設計の問題であれば、直せます。まず切り分けてください。
5つに切り分ける
1. 距離・時間帯が合っていない
最も多い原因です。「行こうか迷う時間」が発生する距離だと、疲れている日に行かない選択が生まれます。一度行かないと、次も行かなくなります。
対処は、既存の生活動線に乗せることです。通勤経路の途中、買い物のついで、といった形にすると迷う余地がなくなります。新しく移動時間を作る形は、余裕があるうちしか続きません。
2. 強度が合っていない
強すぎれば身体が拒否し、弱すぎれば飽きます。特に初回の印象で「きつすぎる」と感じた場合、次に行くまでの心理的な負荷が上がります。初心者クラスが独立しているかを確認してください。
3. 目的が曖昧
「なんとなく痩せたい」で始めると、結果が出ているかどうかを自分で判断できません。判断できないものは続きません。数字でも見た目でもよいので、何がどうなったら成功なのかを先に決めてください。
4. 結果を見る周期が短すぎる
体型の変化は数か月単位です。毎週結果を求めると、変化していない週が続いて心が折れます。見るのは月単位にしてください。
5. そもそもその運動が嫌い
これは正当な理由です。嫌いなことを意志で続けるのは無理があります。運動の種類はいくらでもあるので、変えてください。合わなかったのは自分ではなく種目です。
続く形の作り方
- 曜日と時間を固定する。「週2回」ではなく「火曜と金曜の19時」。
- 行かない日の条件も決める。体調不良は休む、疲れているは行く、のように線を引いておくと毎回悩まずに済みます。
- 雨の日の移動手段を先に決める。自転車圏の人が最も途切れるのは雨の日です。
- 3か月は評価しないと決める。最初の3か月は習慣を作る期間で、結果を見る期間ではありません。
途切れたあとの戻り方
2週間空くと、戻るのが急に難しくなります。理由は体力ではなく、「また最初からやり直す感じ」がするからです。
これを避けるには、戻る日をあらかじめ決めておくのが有効です。旅行や繁忙期で行けない期間があると分かっているなら、「◯日から再開する」と先に決めておく。決めていないと、戻るきっかけを探し続けることになります。
そして、戻ったときに強度を上げないでください。ブランク後に以前と同じ強度でやると、身体が痛み、それがまた足を遠のかせます。
よくある質問
意志が弱くて続きません。
意志の問題であることは意外に少なく、多くは設計の問題です。距離・強度・目的の明確さ・評価周期・種目の相性の5つに切り分けてみてください。
どうすれば習慣になりますか?
曜日と時間を固定し(「週2回」ではなく「火曜と金曜の19時」)、行かない日の条件と雨の日の移動手段を先に決めておくと、毎回の判断がなくなります。
2週間空いてしまい、戻れません。
体力ではなく「また最初からやり直す感じ」が原因です。戻る日を先に決めておくと避けられます。戻ったときに強度を上げないでください。
結果が出ないので不安です。
体型の変化は数か月単位です。測るのは毎日でよいですが、見るのは週1回、評価するのは月単位にしてください。最初の3か月は評価しないと決めておくのが有効です。
その運動が嫌いな場合はどうすればよいですか?
種目を変えてください。嫌いなことを意志で続けるのは無理があります。合わなかったのは自分ではなく種目です。