立川の美容・健康・ダイエット情報ガイド数字と広告表現を、宣伝抜きで読み解く

公開:2026年9月13日/最終更新:2026年9月13日

ビフォーアフター写真は何をしているのか
並べると効果が逆転する

ビフォーアフター写真は「何を写しているか」より、見た人に何をするかが研究されています。404人の実験で、並べて見せると気分が下がり、健康的な行動への意欲は高まりませんでした。

この記事の要点
  • 404人の実験。ビフォーアフターで否定的気分と自己客体化が増加。同じ画像を1枚ずつ見た群では身体満足度が増加した。
  • 同じ実験で、「フィットネスを改善する」「健康的に食べる」意欲は高まらなかった。
  • 7日間の経験サンプリングでは、運動の意図と同時に過食の意図も増加した(後者のほうが強い)。
  • 14〜18歳144人の実験。フィルターには気づくが、体型の加工はあまり気づかれず、両群とも写真を「現実的」と報告した。
  • 18研究のメタ分析で、「加工済み」ラベルが身体イメージを守るという支持はほとんど得られなかった。

よく言われていること——ビフォーアフター写真を見ると、やる気が出る。加工されていれば気づく。
研究が示していること——404人の実験では、ビフォーアフター画像を見た群で否定的な気分と自己客体化が増え、「運動を改善する」「健康的に食べる」意欲は高まりませんでした。そして体型の加工は、ほとんど気づかれません。

まず、どれくらいあるのか

2020年、16歳の設定で作られたInstagramアカウントで「#weightloss」の「トップ」600枚を収集し、内容を分類した研究があります(Jebeile ら, 2021, Childhood Obesity)。

分類枚数割合
人物(個人)208枚34.7%
食べ物165枚27.5%
ビフォーアフター107枚17.8%
テキスト中心93枚15.5%

ビフォーアフター107枚の内訳は、90%が減量、4%が筋肉増強、85%が女性でした。

そして、テキスト中心の93枚のうち——

46%が減量プログラムや製品に関連していました。
栄養に関する情報を提供していたのは13%(12枚)、運動に関する情報は2%(2枚)だけでした。(Jebeile ら, 2021)

また、人物の画像のほぼ半数が、体の特徴を強調する姿勢でした(フィットネス・筋肉を強調する姿勢21%、性的な姿勢21%、両方3%)。

見た人に、何が起きるのか

ここからが本題です。ビフォーアフター写真は、見た人に何をするのでしょうか。

2023年、18〜30歳の女性404人を3つの条件に無作為に割り付けた実験があります(Flynn ら, 2023, Psychology of Popular Media)。

条件見せたもの
減量前後を並べて提示
同じ画像を1枚ずつ、順不同で提示(減量という文脈なし)
③(対照)旅行の画像

結果です。

  • ビフォーアフター画像に曝露した後、否定的な気分と状態自己客体化が有意に増加した
  • 同じ画像を1枚ずつ見た群(②)では、身体満足度が増加した
  • ビフォーアフター画像への曝露は、「フィットネスを改善する」「健康的に食べる」という意欲を高めなかった

②の条件が重要です。まったく同じ写真でも、「減量の前後」という文脈を外すと、効果が逆になりました。

著者らの結論は「トランスフォーメーション・コンテンツは健康的な生活習慣の変化を鼓舞せず、そこに内在するメッセージは女性の気分と自己客体化に有害な短期的効果を持つ」というものです(Flynn ら, 2023)。

「やる気が出る」は、どう測られたか

「見ると頑張ろうと思える」という主張を、より細かく測った研究があります。

2025年、中国の若年女性137人を対象に、7日間・1日4回、画像を5秒表示してその直後に回答させるという方法(経験サンプリング法)で調べた研究です(Pan ら, 2025, European Psychiatry)。

条件結果
フィットネスのビフォーアフター(単独提示と比較)ダイエットの意図が増加(p < 0.05)
過食の意図が増加(p < 0.01)
運動の意図が増加(p < 0.05)
痩身のビフォーアフター(単独提示と比較)いずれも有意な増加なし
身体不満・感情いずれの条件でも有意な影響なし

運動の意図と同時に、過食の意図も増えています。しかも過食のほうが、統計的により強い結果でした(p < 0.01 対 p < 0.05)。
——「やる気が出る」は、健康的な方向だけに出るわけではありません。
著者らは、痩身よりフィットネスのほうが強い影響を持ったことを、「理想の身体像が『痩せ』から『健康的な生活』へ文化的に移行したこと」と関連づけています。

「体重は自分で制御できる」という信念を強める

もう一つ、見落とされやすい効果があります。

2003年、59人を3条件に割り付けた実験です(Geier ら, 2003, Eating and Weight Disorders)。

条件見せたもの
ビフォーアフターのダイエット広告
「前」の写真だけを、別の広告に埋め込んだもの
「後」の写真だけを、別の広告に埋め込んだもの

ビフォーアフター条件の被験者は、「前」だけ/「後」だけの条件の被験者より、体重はより容易に制御できるものだと回答しました。
——著者らの結論は「ビフォーアフターのダイエット広告は体重スティグマを高め、有害なステレオタイプを永続させる」(Geier ら, 2003)。

この研究では、すべての被験者に強い潜在的な反肥満バイアスが認められました。一方、生活満足度が高い人は反肥満ステレオタイプの支持が少なく、体重の重い人と情緒的に近い関係を持つ人はバイアスが小さいという調整効果も報告されています。

加工は、気づかれない

「加工されていれば分かる」——これは支持されていません。

2018年、14〜18歳の女子144人を、元のInstagram自撮り写真加工された自撮り写真(レタッチと体型の変形)に無作為に曝露した実験です(Kleemans ら, 2018, Media Psychology、348引用)。

  • 加工された写真への曝露は、直接的に身体イメージを低下させた
  • とくに社会的比較の傾向が高い女子で、影響が大きかった
  • 加工された写真のほうが、元の写真より肯定的に評価された
  • フィルターや効果の使用は検出されたが、体型の変形はあまり気づかれなかった
  • 両群とも、被験者は写真を「現実的だ」と報告した

最後の2行が重要です。色味やフィルターには気づく。体の形が変えられていることには、気づかない。
——そして加工された写真のほうが「良い」と評価されている。つまり加工は、気づかれないうえに効果を上げています。

「加工済み」の表示は、効くのか

ここが、この記事で最も重要な部分です。

いくつかの国では、加工した広告画像に免責表示(ディスクレーマー)をつける法規制や業界の取り組みが進んでいます。これは効くのでしょうか。

2020年、22研究を系統的に検討し、18研究をメタ分析した結果です(Danthinne ら, 2020, International Journal of Eating Disorders)。

「全体として、メディア曝露が身体イメージに与える有害な効果から守る手段として、免責表示ラベルや警告ラベルの使用を支持する結果は、ほとんど得られなかった」
「さらに、そうしたラベルは、メディア画像に曝露されたときの状態外見比較を増やす可能性が示唆された」(Danthinne ら, 2020)

著者らは、こう続けています。「これらの所見は、画像へのラベル付けを通じてメディアの効果を緩和しようとする最近の立法上の努力や、画像へのラベル付けに基づく業界の取り組みに照らして、とくに憂慮すべきものである」

「これは加工です」と書くと、かえって外見の比較が増えるかもしれない——という所見です。
——注意を、まさに見てほしくないところへ向けてしまうという説明が考えられます。

ただし、効いたという報告もある

2022年、105人を3群に割り付けた実験では、部分的に効果が出ています(Nerini ら, 2022, Aesthetic Plastic Surgery)。

見せたもの結果
1加工された画像のみ基準
2加工画像+元の画像+「デジタル編集済み」の免責表示痩身理想の内在化と、社会的理由による美容整形の受容が、群1より低かった
3(対照)中立的な画像

ただし身体不満の程度には、3群間で有意差がありませんでした。

効いた条件を見てください。ラベルだけではなく、元の画像も一緒に見せています。
——「これは加工です」と書くことと、「加工前はこうでした」と見せることは、別の介入です。後者のほうが効いた可能性があります。

前提そのものを崩す所見

ビフォーアフター広告の前提は、「体重が減れば、自分の体に満足できるようになる」です。

これを検証した研究があります。

1997年、肥満の女性59人を48週間の減量治療で追跡し、身体イメージを測定した研究の結果です(Foster ら, 1997, Health Psychology、185引用)。

時点平均体重減少身体イメージ
24週19.4 kg有意に改善(p < .0001)
24〜48週わずかに再増加わずかだが有意に悪化
48週16.3 kgベースラインより有意に改善(p < .0001)

ここまでは、前提どおりに見えます。しかし——

「身体イメージの変化は、体重の変化と関連していなかった」(Foster ら, 1997)
——減量の量と、身体イメージの改善の程度が、対応していなかったということです。
著者らは「治療の効果と減量の効果を分離するための研究が、今後必要である」と書いています。改善させたのは、体重ではなく治療プログラムそのものだった可能性があります。

なお、減量介入が身体イメージを改善しうること自体は、7研究の系統的レビューで支持されています(Chao, 2015, PLoS ONE)。身体の形への懸念(標準化差 −0.52)、体型への不満(−0.66)、身体満足度(0.74)のいずれも、対照群より有意に改善していました。

なぜ「並べる」と効くのか

ここまでの所見を貫いているのは、社会的比較という仕組みです。

Flynn らの実験では、状態外見比較が、画像条件と自己客体化・否定的気分との関係を媒介していました(Flynn ら, 2023)。つまり「比べてしまうこと」が、効果の通り道になっているということです。

比較の向きによって、結果が反転することも確認されています。スペインの女性145人を対象とした実験の結果です(Moreno-Domínguez ら, 2018, Sex Roles)。

見せたモデル結果
痩せたモデル(上方比較)身体イメージが悪化し、身体不満と不安が増加
太めのモデル(下方比較)身体イメージが改善し、身体不満が減少(不安には影響なし)

興味深いのは、「モデルと自分を比べてください」と明示的に指示したかどうかで、結果が変わらなかったことです。比較は、指示されなくても自動的に起きています。

ビフォーアフターを並べる構図は、この仕組みを2重に使っています。
①「アフター」と自分を比べさせる(上方比較 → 不満が増える)
②「ビフォー」と自分を比べさせる(下方比較 → 一時的に安心する、あるいは「自分もこうなりうる」と感じる)
——そして「この2つは同じ人だ」という情報が、変化の可能性を示します。これが Geier らの言う「体重は容易に制御できる」という信念につながります。

広告の見せ方についても、関連する所見があります。568人の女性を対象とした実験では、「受動的な身体」のフレーム(体そのものを見せる構図)は、外見スキーマをより多く生成した一方で、広告としての成果(広告とブランドへの態度、購買意図)はむしろ低かったという結果でした(Vandenbosch ら, 2021, Body Image)。

つまり——体を見せる構図は、見る人の外見への意識を強めるが、広告としては必ずしも効率的でない。
著者らは「これらの結果は、美容ブランドが典型的な客体化的広告をやめることを促しうる」と書いています。

誰に、最も効くのか

広告として見たとき、誰に最も効くのかも分かっています。

アスリートを起用した減量製品の広告を用いた研究では、次の関係が見出されました(Pickett & Kennedy, 2019, International Journal of Advertising)。

「消費者の身体イメージと、アスリート推薦者の信頼性のあいだに逆の関係がある——身体イメージが低い個人ほど、推薦者をより信頼できると認識した
そして推薦者の信頼性は広告の信憑性と正に関連し、広告の信憑性は購買意図と関連していました。

この連鎖を整理すると、こうなります。
自分の体に不満がある → 推薦者を信じやすい → 広告を信じやすい → 買いやすい
——そして4節で見たとおり、ビフォーアフター画像は、見た人の気分を下げ、自己客体化を高めます。
広告が、自分に効きやすい状態を作り出しているという構図です。

「フィットスピレーション」全般についても、20論文を検討した系統的レビューが「曝露は身体不満、外見比較、否定的な気分を増加させた。とくに若年層で」と結論しています(Jerónimo & Carraça, 2022, Eating and Weight Disorders)。

別のやり方は、あるのか

「ビフォーアフターを使わずに、どう伝えるか」——この問いにも研究があります。

2020年、475人の女性を5条件に無作為に割り付けた実験です(Selensky & Carels, 2020, Body Image)。

見せたもの結果
身体受容を promote するキャンペーン2種自尊心と肯定的感情が有意に改善
痩身理想を永続させるキャンペーン
体重スティグマについての記録映像
対照(中立的な映像)

ただし、限界も明記されています。体重バイアスと内在化された体重バイアスの全般的な指標は、変化しませんでした。

「気分と自尊心は上がったが、体重に対する偏見そのものは動かなかった」ということです(Selensky & Carels, 2020)。
——広告の見せ方を変えることで、できることには上限があります。

理想化されていないモデルを使うことについては、結果が一貫していません。86研究を検討した系統的レビューでは、「大半の研究が身体イメージ・ウェルビーイング・広告成果への正またはゼロの効果を見出したが、少数の研究は負の結果を得た」と報告されています(de Lenne ら, 2023, Body Image)。

著者らは、この不一致の理由として「レビュー内で特定された、ラベルの大きな多様性と不明確な操作化」を挙げ、「理想化されていないモデルの、より明確な定義と測定」を求めています。「ふつうの体型のモデルを使えばよい」という話は、そう単純ではありません。

では、どう読めばよいのか

研究で分かっていること読むときの意味
同じ写真でも、並べると効果が逆転する「並べる」こと自体が演出です
ビフォーアフターは健康的な意欲を高めなかった「やる気が出た」は錯覚の可能性がある
過食の意図も同時に増えた意欲の方向は、選べません
体型の加工は、ほとんど気づかれない「加工に見えない」は根拠にならない
「加工済み」ラベルは効かず、比較を増やす可能性表示があっても、身を守れません
体重の変化と身体イメージの変化は対応しない痩せれば満足できるとは限りません
身体イメージが低い人ほど広告を信じやすい落ち込んでいるときに広告を見ない
減量投稿の46%が製品・プログラムに関連ほぼ半分が広告です

撮影条件についても、一言添えておきます。照明の角度、姿勢、食後か空腹時か、撮影時刻——これらで見た目は変わります。ただしこの記事で引用した研究は、撮影条件の操作そのものを検証したものではありません。ここで示せるのは、「加工されていても気づかれない」という実験結果までです。

最も実用的な対処は、1つです。
「ビフォー」と「アフター」を、別々に見ること。
——Flynn らの実験で、同じ画像を1枚ずつ見た群では身体満足度が増加しました(Flynn ら, 2023)。並べて見せられているという構造に、まず気づくことです。

この手法は、いつからあるのか

ビフォーアフター広告は、最近の発明ではありません。

1930年から1990年までの60年間、ニューヨーク・タイムズ紙の減量広告を分析した研究があります(Mishra, 2017, Visual Communication)。

「減量の言説は、自己制御から自己改善へと進化した」
女性の描かれ方も変化しています——華やかで痩せた姿 → 曲線的で女性的で性的な魅力のある姿 → 若々しく大胆で自信のある姿 → そして強く筋肉質な姿へ。

著者の結論は「減量広告は社会における女性の役割の変化を反映すると同時に、新しい文化的イメージの創出を通じて、美と身体についての態度に影響を与えている」というものです。

そして、こうも書かれています。「これらの広告は総体として、食事と運動を通じて身体を制御することで、女性は人間関係から仕事に至るまで、人生のあらゆる面で成功できるという信念を、女性たちのあいだに培っている」

90年前と同じ構造が、いま Instagram にあります。
——変わったのは見せる体の理想像であって、「体を制御すれば人生が変わる」という物語の型ではありません。
現在の「筋肉質で健康的」という理想も、この系列の最新の一つだと読めます。

利害関係の明示

このサイトは、立川のヨガ・ピラティススタジオ「オンザショア」およびボクササイズのプログラムと同じ運営です。ビフォーアフター写真は、運動施設が最もよく使う宣伝手法です。

この記事は、その手法を批判する内容になっています。これは自社に不利であると同時に、「うちは使っていない」という差別化にもなりえます。その両面があることを書いておきます。

この記事の限界

  • 紹介した研究のほとんどが、若い女性を対象としています。男性や他の年齢層への一般化は確かめられていません。
  • 効果は短期的なものが中心です。画像を見た直後や、数日間の測定によるものです。
  • 撮影条件(照明・姿勢・時刻)の操作そのものを検証した研究は、ここには含まれていません。
  • 「加工済み」ラベルについては、効かないという統合結果と、条件つきで効いたという個別研究の両方があります。
  • Flynn らの研究の参加者は404人ですが、単一の実験です。
  • Geier らの研究は59人と小規模で、2003年のものです。
  • 商業目的のメディアは、商業目的でないものより身体イメージへの懸念を高める効果が小さいという統合結果もあります(Huang & Liu, 2020)。広告だから最も有害、とは単純に言えません。
  • この記事は抄録に基づいており、原論文の全文は確認していません。健康・医学に関する記述は一般的な情報提供であり、医学的助言ではありません。食事や体型についての強い悩みが続く場合は、医療機関や相談窓口にご相談ください。

出典

  • 【404人の実験・並べると逆転】Flynn, E. ら (2023). Viewing before and after weight loss transformation images online. Psychology of Popular Media. doi:10.1037/ppm0000502
  • 【体重は制御できるという信念】Geier, A. B. ら (2003). "Before and After" diet advertisements escalate weight stigma. Eating and Weight Disorders. doi:10.1007/BF03325027
  • 【加工は気づかれない】Kleemans, M. ら (2018). Picture Perfect: The Direct Effect of Manipulated Instagram Photos on Body Image in Adolescent Girls. Media Psychology. doi:10.1080/15213269.2016.1257392
  • 【ラベルは効かない】Danthinne, E. S. ら (2020). Labels to prevent the detrimental effects of media on body image: A systematic review and meta-analysis. International Journal of Eating Disorders. doi:10.1002/eat.23242
  • 【過食の意図も増える】Pan, S. ら (2025). The impact of viewing thinness and fitness transformation images on women's body dissatisfaction, weight management intentions, and emotions. European Psychiatry. doi:10.1192/j.eurpsy.2025.496
  • 【体重変化と身体イメージは無関係】Foster, G. D. ら (1997). Body image in obese women before, during, and after weight loss treatment. Health Psychology. doi:10.1037/0278-6133.16.3.226
  • Jebeile, H. ら (2021). Adolescent Exposure to Weight Loss Imagery on Instagram: A Content Analysis of "Top" Images. Childhood Obesity. doi:10.1089/chi.2020.0351
  • Nerini, A. ら (2022). Retouched or Unaltered? That is the Question. Aesthetic Plastic Surgery. doi:10.1007/s00266-022-03225-7
  • 【身体イメージが低いほど信じる】Pickett, A. C. & Kennedy, K. (2019). Lose like a man: body image and celebrity endorsement effects of weight loss product purchase intentions. International Journal of Advertising. doi:10.1080/02650487.2019.1586208
  • Jerónimo, F. & Carraça, E. V. (2022). Effects of fitspiration content on body image: a systematic review. Eating and Weight Disorders. doi:10.1007/s40519-022-01505-4
  • Huang, Q. ら (2020). When media become the mirror: a meta-analysis on media and body image. Media Psychology. doi:10.1080/15213269.2020.1737545
  • Chao, H.-L. (2015). Body Image Change in Obese and Overweight Persons Enrolled in Weight Loss Intervention Programs. PLoS ONE. doi:10.1371/journal.pone.0124036
  • Moreno-Domínguez, S. ら (2018). Images of Thin and Plus-Size Models Produce Opposite Effects on Women's Body Image, Body Dissatisfaction, and Anxiety. Sex Roles. doi:10.1007/s11199-018-0951-3
  • Selensky, J. C. & Carels, R. A. (2020). Weight stigma and media: An examination of the effect of advertising campaigns on weight bias. Body Image. doi:10.1016/j.bodyim.2020.10.008
  • de Lenne, O. ら (2023). Experimental research on non-idealized models: A systematic literature review. Body Image. doi:10.1016/j.bodyim.2023.101640
  • Vandenbosch, L. ら (2021). Framing real beauty: A framing approach to the effects of beauty advertisements on body image and advertising effectiveness. Body Image. doi:10.1016/j.bodyim.2021.03.003
  • Pan, W. ら (2017). The Exposure Effects of Online Model Pictures and Weight-Related Persuasive Messages on Women's Weight-Loss Planned Behaviors. Journal of Health Communication. doi:10.1080/10810730.2017.1367339
  • Mishra, S. (2017). From self-control to self-improvement: evolving messages and persuasion techniques in weight loss advertising (1930–1990). Visual Communication. doi:10.1177/1470357217717376

よくある質問

ビフォーアフター写真を見るとやる気が出ますか?

404人を対象とした実験では、ビフォーアフター画像への曝露は「フィットネスを改善する」「健康的に食べる」という意欲を高めませんでした。一方、否定的な気分と自己客体化は有意に増加しています。

加工されていれば気づきますか?

14〜18歳の女子144人を対象とした実験では、フィルターや効果の使用は検出されたものの、体型の変形はあまり気づかれませんでした。両群とも、写真を「現実的だ」と報告しています。

「加工済み」と表示があれば安全ですか?

18研究を統合したメタ分析では、免責表示ラベルが身体イメージを守るという支持はほとんど得られませんでした。むしろ、ラベルが外見の比較を増やす可能性が示唆されています。

痩せれば自分の体に満足できますか?

48週間の減量治療を追跡した研究では、身体イメージは改善しましたが、その変化は体重の変化と関連していませんでした。改善させたのは体重ではなく治療プログラムだった可能性があります。

どう対処すればよいですか?

最も直接的なのは「ビフォー」と「アフター」を別々に見ることです。同じ画像を1枚ずつ見た群では、身体満足度がむしろ増加しました。並べて見せられているという構造に気づくことが出発点になります。